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大澤隼人－エステティシャンを目指したきっかけ

人間はなぜ「美」を追求するのか？
それは、他人に良く見られたい、美しくありたい、 という欲求から生まれるのではないか。

学生時代からそんな堅っ苦しいことを考えていた僕は、ごく自然に、人が美を追求する気持ちが理解でき、そんな方たちの役に立てるような仕事がしたい！と考えていました。

25歳の時に、自分の将来を見つめなおした時に、『エステティシャンになるというのはどうだろうか？』と思い立ったのです。

当時、世の中に男性エステティシャンという職業は全くと言っていいほど浸透していませんでした。でも、僕は人がやっていないことにあえてチャレンジすることが”異端児”っぽくて、ワクワクしちゃうタイプ（笑）。
「思い立ったが吉日」と、すぐにエステティシャンのスクール探しを始めました。

これがもう悲しくなるほど、ことごとく断られましたが…探しに探し回って、ようやく男性が受講可能なスクールを見つけ、初めてフェイシャルの技術を勉強した時、「これは面白い！楽しい！」と感じ、天職だと思いました。

しかし、卒業後、更なる壁が…。
2008年当時、一般的なエステティックサロンには、男性エステティシャンを受け入れてくれる会社はなく就職難。
そのため、なんとか直談判し卒業したスクールで講師として働くと同時に、更なる経験を求めて、整体サロンと小規模のエステティックサロン、3つの仕事を掛け持ちしていました。
休みもほぼないほど忙しかったけれど、時間的、体力的な辛さは不思議となかったですね。

そんな中で多くのお客様の身体のお悩みと出会い、「一時的な気休めではなく、根本的な改善を提供しないと意味がない」と強く思うようになりました。

「整体＝筋肉をほぐす」「エステ＝リンパを流す」という、２つの技術を持ちあわせた自分だからこそできる施術。

この考えに思い至ったのも、就職に苦労して、複数の技術を身に付けることが出来たおかげです。
鎖骨周りをほぐすことで、姿勢を整えて美しくなる。
こうして「整体」と「エステ」を融合した、僕独自のメソッド『姿整美』が完成しました。